「中澤さん、コレ以上お薬は増やせませんよ!」2型糖尿病奮闘記

2型糖尿病の治療や生活、おすすめのレシピなどを紹介していきます。「コレ以上お薬は増やせません」と言われた35歳の男は薬を減らしていけるのか!?

【失敗談】2型糖尿病の食事療法 糖質オフ・ロカボの食品に気をつけろ!

こんにちは。
痩せてる2型糖尿病の中澤セバスチャンです。

今回は食事療法で上手くいかなかった体験談を綴ってみようかと思います。
この記事を読むと糖質オフ食品の危険性がわかるかと思います。
糖質オフ食品・ロカボ食品にハマりつつある方、すでに習慣的に食べている方はぜひ読んでいただけると幸いです。

 

ここ数年増えてきている「糖質オフ」「ロカボ」の食品。
特にお菓子やパンなどはコンビニやスーパーでも手軽に買えるようになりましたよね。
糖尿病で食事制限をしている私には大変ありがたいものですが、これがキッカケで食事コントロールが崩れてしまうということがありましたので書いてみようかと思います。

ご興味のある方はお付き合いくださいませー。

※これは私個人の体験談です。すべての糖尿病患者に当てはまる内容ではありませんのでご了承ください。

※今回に記事の「糖質オフ食品」は、お菓子やパンなどで「糖質オフ」を謳っている商品を「糖質オフ食品」と呼んでおります。
素材そのものの糖質が低い食品のことではありません。

 

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糖質オフと聞くとテンションが上がりますよね。

 

目次

 

糖質オフの食べ過ぎで高血糖に!

人工甘味料の依存性!?

先日の検診の時の記事にもチラッと書いたのですが、実は私、少し前からまた食事コントロールがうまくいかなくなってきてます。
しばらく順調に食事コントロールできていたのですが、今回は仕事のストレスがかかっているときに糖質オフのクッキーを食べたことから食事コントロールができなくなってしまいました。

たまたま糖質オフのクッキーを頂いて久しぶりに食べたところ、これがおいしくておいしくて、つい一箱全部食べてしまいました。。。

翌日、スーパーで糖質オフのお菓子を見てみると見たことのない新商品が発売されているではありませんか。
私は「少しくらいならいいか糖質オフだし」と購入してしまいました。

食べてみるとやはりおいしいんですよね。
薄味でちょうどよく、いくらでも食べたくなってしまうんです。
今思うと、もしかしたらこれが人工甘味料による依存性というヤツなのかもしれません。
一袋で終われないんですよね。

そして糖質オフジャンキーとなってしまうというワケです。涙

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誰かコイツを止めてくれ!( ;´Д`)

 

 

毎朝空腹時の血糖値は測っておりますが、糖質オフなので血糖値もそこまで上がらず、これくらいなら食べても平気なんだなと思ってしまいました。
翌日も購入し、さらに翌日もという感じで日に日に食べる量がどんどん増えてしまいました。

そしてじわじわと毎日血糖値が上がっていきました。

この頃、仕事が少し忙しくなってきておりストレスを感じることが多くなってきておりました。
毎日朝10時の仕事を始める時に糖質オフのお菓子やパンを食べるということが癖になってしまって、血糖値が高い状態が続きました。

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気づいたら3つも食べていました。。。

 

現在は糖質オフコーナーに近づかないように気を付けています。

幸か不幸か、昨年から患っていたうつ病が今月またぶり返してしまいお仕事をお休みさせてもらうことになりました。
しばらくお休みさせていただいて少し良くなってきたら、糖質オフのお菓子やパンを食べてしまう悪癖をどうにかせねばという気持ちが芽生えてきました。
うつ状態のときはこういうことすら考えられなくなるので怖いです。)

対策を色々考えたのですが、現状は「糖質オフのお菓子やパンの売り場に近づかない!」という非常に原始的なアイデアでなんとか日々を乗り切ると決めました。

 

ここ数年増えてきている糖質オフ商品

ここ数年の糖質制限ブームから「糖質オフ」と書いてあったり、「ロカボ」マークのついている商品をよく見かけるようになりました。
通常の商品に比べて糖質が低くなるように作ってくれている商品です。
糖尿病の私からすると嬉しい限りなのですが、糖質オフ食品だからといって飛びついてしまうというのは中々危険です。
糖質オフ食品との付き合い方について考えておく必要があるかと思います。

 

糖質オフ食品の落とし穴

糖質オフだからと言って食べ過ぎてしまう。

糖質オフ食品で気を付けなくてはいけないこと、それは!
糖質オフだからと言って食べ過ぎてしまう、これに尽きますね。
食べ過ぎることがなければそこまで問題ないのですが。。。

私はスーパーやコンビニで糖質オフのお菓子を見かけると嬉しくてつい買ってしまうという時期がありました。
(すでに書いた通りですが、今でも定期的に訪れてきてしまいます。。。)

糖質オフのお菓子や菓子パンって食べてみるとすごく美味しいんですよね。
これで糖質が低いなんて!と感動してしまいます。
普段ガマンしている分、余計にそう感じるのかもしれません。
そして段々とチートデー(自分で設定した好きなものを食べて良い日のこと)でなくても「糖質オフだからいいか。。。」と油断していってしまいます。

当然ですが糖質オフ食品は他の食品に比べて「オフ」なだけで、いくら食べても良いというものではありません。
食べればその分は血糖値が上がります。

 

糖質オフなので良くも悪くも罪悪感がない。

糖質オフ食品の多くは以下のようなものです。(特にパンやお菓子)

●量が少ない
●小さい
●味が薄い

このような感じなので食事制限をしている私からするとありがたいものなんですよ。本来はね。

だがしかし!

裏を返せば満足感が感じづらく、つい食べ過ぎてしまうということがあります。
薄味で食べやすく、美味しいからいくらでも食べられちゃうんです。
糖質オフということですから、良くも悪くも罪悪感がなく一度食べ始めると気づいたら次へ次へと手が伸びてしまうんですよね。。。

そして気づいたら糖質オフのお菓子を一箱全部食べきってしまっている、ということがよくあります。。。

気づいた時にはもう糖質オフジャンキーに!

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さっきと全く同じ画像やんけー( ;´Д`)

そして高血糖になり、食欲が増してしまう。
高血糖の状態で朝・昼・晩の3食にも響いてしまうという感じです。

 

人工甘味料に気をつけろ

糖質オフ食品によく含まれている人口甘味料にも気を付けたいところです。

人工甘味料は糖質は低かったり血糖値を上がりにくかったりするものもありますが、様々なリスクがあるようです。

糖尿病に直結するものだと、人工甘味料が内臓脂肪として蓄えられてしまうことがあるようです。
内臓脂肪がついてしまうと膵臓の働きが悪くなり、結果的に血糖値が下がりづらい身体になってしまうそうです。

また私の場合はうつ病もあるのですが、人工甘味料うつ病の原因にもなるという話もあります。

さらに人工甘味料は依存性があるようで、これが入っている食品は何度も食べたくなってしまうということもあり、このループにハマってしまうと結構危険です。
なので、人工甘味料が入っていないか注意したいところです。

糖質オフだけでなく、「カロリーゼロ」を謳っている商品や「トクホ」のマークがついている商品でも人工甘味料が使われている場合がありますので、購入前に必ず原材料をチェックする癖をつけたほうがよいと思います。

 

ちなみに糖質オフの甘味料ですが、ラカントのような自然のものであれば問題ないらしいです。

ノーモア人工甘味料
レッツ自然派!!
自然派プリーズ!!!

 

 

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糖質オフ食品は「いざというときの必殺技」

こういったことから、糖質オフとはいえ私の場合はなるべく日常的に食べるのは避けた方がよいのではないかと考えるようになりました。

では、糖質オフの食品とどう付き合っていくべきでしょうか。
ちょっとしたことがキッカケで食欲が爆発してしまう可能性がありますので、食べるとしてもチートデーのように食べる日を設定した方がよいのではないかと思ったのですが、
でもチートデーに食べるんだったら、糖質オフじゃなくて普通のお菓子やパンが食べたい!となってしまいますよね。。。
あと人工甘味料はなるべく食べないようにしたいです。

日常的に食べるのはなるべく避けておいて、どうしてもというときに糖質オフの食品に置き換える、というのがよいですかね。
例えば外出中や車内で食事をしなくてはいけないようなときなどでコンビニでご飯を買わなきゃいけなくなり、サラダ等が食べられないような状況の時、糖質オフのパンがあると大変ありがたいです。

ちょっと話は逸れますが、、
私は2012年3月に結婚してその年の10月の検診で糖尿病と発覚しました。
なので結婚して最初のクリスマスの時に、「クリスマスだけど糖尿病だからケーキはもう食べられないんだな。。(´・_・`)」と落ち込んでおりました。
そんな時に妻が私のために糖質オフのケーキを注文しておいてくれて、クリスマスケーキを食べることができました。(=´∀`)人(´∀`=)
当時は今ほど糖質オフの食品は売っておらず、私は糖質オフ食品というものがあるということすら知りませんでした。

こんなものがあるのかと驚き、妻の気遣いに涙が出そうになったのを覚えております。
それから毎年糖質オフのケーキを用意してくれるようになりました。

このように、糖質オフ食品は「いざという時の必殺技」として認識しておくというのがちょうどよい気がします。
習慣的に食べるのではなく、クリスマス会やお誕生日会など普段食べられないものを食べるとき、どうしてもというときに糖質オフの食品に置き換えるというのが正しい付き合い方なのかなぁと考えております。

必殺技は最後の手段。
その分身体に負担もかかるということです。

 

糖質オフ、買うとしたらシャトレーゼがおすすめ!

シャトレーゼの糖質オフにハズレ無し!

じゃあその最後の手段・必殺技を使う場面が来たとしてですよ。
どの糖質オフ食品を買ったらよいかというと、
もしスイーツかピザであるなら、私はシャトレーゼをオススメします!

ちなみにこんな記事を書いといてアレなんですけど、、、
シャトレーゼの糖質オフものは一通り食べました!!
どれもめっちゃおいしいです!!

糖質オフ食品は正直ハズレと感じることも結構あるのですが、私個人としてはシャトレーゼはハズレと感じたことはありません。

ケーキやスイーツやパンだけでなく、なんとピザもおいしいです!
ぜひクリスマス会やお誕生日会の時などにいかがでしょうか。

 

解凍に時間がかかるので食べ過ぎを防げる!

シャトレーゼの良いところをもう一つ。
それは冷凍してあるということです。

これは保存しておけるというだけでなく、解凍に時間がかかるというところがポイントです。

私の場合すぐにヒョイと食べられるものだと、ついつい手が伸びて食べ過ぎてしまいます。
でも冷凍されていて自然解凍で何時間待つとなると、準備するのもちょっと覚悟がいるので食べ過ぎが防げるんです。

この「食べられるまで楽しみに待っている時間」というのが実は大切なのかもしれません。

冷静になれますし、個人的にはこれ結構大きい要素かなぁと思います。
アイスクリームは解凍しませんからすぐ食べられちゃいますけど。。。

 

というわけでスイーツかピザを買うならシャトレーゼがおすすめです!

食べすぎには気をつけましょう。

 

 

基本的には自然のものを食べる方がよいです。

先ほどもラカントのことを少し書きましたが、「糖質オフ」の食品を選ぶより、普段の食事はできるなら肉や野菜を中心に、素材そのものを食べられるもの・自然のものを食べたほうがよいでしょうね。

おやつは素焼きナッツや果物がよいのではないでしょうか。高カカオチョコもよいでしょうね。
やはり人工的に「糖質オフ」にしている食べ物ではなく、そもそも糖質が低い食べ物がよいのではないかと。

これから暑い季節になりますが、もし糖質オフのアイスクリームを食べるなら、添加物の入っていない冷凍ブルーベリーや冷凍キウイなどの冷凍果物を食べた方が身体にもよいです。
何度も言いますがこれも食べ過ぎには気を付けましょう。

 

まとめ

●糖質オフと聞いても飛びついてはいけない。
●糖質オフ食品でも食べ過ぎると高血糖になる。
●糖質オフはいざという時の必殺技でその分身体に負担もあると認識しておく。
●もし糖質オフのスイーツかピザを買うとしたらシャトレーゼがおすすめ。
人工甘味料は危険なので、自然のものを食べるようにする。

 

まだまだ上手くいかない日も多いですがなんとか頑張って血糖値が上がりすぎないように気を付けていきます。 

以上です。
少しでも参考にして頂けたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。