【検証!】運動療法 かかと落とし運動とスロースクワットをやってみて、何もしない時と食後血糖値にどんな違いがあるのか!?
糖尿病を悪化させないためには運動が大切だとよく言われます。
しかしながら忙しい日々の中で運動を習慣化していくのは中々難しいですよね。
頑張って運動をやってみても中々結果に繋がらないときには悲しい気持ちになったりもします。
運動できなかったときの罪悪感というのも非常に辛い。
一生懸命やってみても、ウォーキングや筋トレはやりすぎるとかえって血糖値を上げてしまうということもあるようですし、自分にとってちょうどよいのはどれくらいかというのも判断が難しいです。
もちろん何もしないというわけにもいかない。。。
どうすりゃええんじゃい!!(`皿´メ)
なんか習慣化しやすくて簡単に血糖値を下げられる運動ないんかい!?(`皿´メ)
実はあるらしいんです!
それも二つあるらしい!
それは何かというと、
かかと落とし運動と、スロースクワット!
ということで今回はかかと落とし運動とスロースクワットを両方やってみて効果があるのか検証してみようかと思います。
目次
かかと落とし運動とは?
先日ある記事を目にしました。
「かかと落としが血糖値を下げる?」
…うーむ。
かかと落としってあのアンディフグさんの必殺技でしょ!?( ゚д゚)
俺、身体硬いからなぁ~。。。
あんなに足が上がったら俺だって今頃K-1ファイターとして名を馳せてるでしょうよ。。。
と思いながら読んでみると、どうやらアンディフグさんの必殺技のそれではなく、
背伸びをする感じでかかとを上げて3秒間キープ、その状態からかかとをストンと落とす。
という運動のようです。
へぇ、あんたも「かかと落とし」って言うんだ。
骨に刺激を与えるとインシュリンの分泌がよくなるらしいですね。
この運動を食後すぐに30~50回を目安に行うということだそうです。
記事によって食後の時間が違ったのですが、
食後1分以内と言っている方もいれば、食後5分以内と言っている方もおります。
まぁとにかく食後の血糖値が上がってしまう前に、すぐに行うという習慣にした方がよさそうです。
ほう、こんなことで血糖値が改善するんかい。
私は専門家ではないのでなぜ骨に刺激を与えるとインシュリンの分泌がよくなるのかはわかりかねますが、とにかくやってみよう!
かかと落とし運動のやり方
1:肩幅くらいに足を開いて背筋を伸ばす。
2:背伸びをするような感じで両足のかかとを上げ3秒停止する。
3:両足のかかとをストンと落とす
4:2、3を30~50回くらい繰り返す
※今回は50回やってみることにしました。
※座りながらでも効果があるらしいですが、今回は立って検証してみました。
スロースクワットとは?
こちらは読んで字のごとくスローなスクワットです。
こちらもなぜ効果があるのかは専門家の方のページや書籍を御覧頂ければ幸いです。
素人の私の理解している範囲だと、下半身の筋肉というのが身体の中でも大きい筋肉なんだそうです。
姿勢を保ったりする上で重要なのは上半身よりも下半身の筋肉らしいです。
なので、上半身より下半身を鍛えたほうが効率よく筋肉をつけることができると。
さらに、ゆっくりスクワットすることによって通常のスクワットより脂肪が燃えやすくなるんだとか。
やってみるとたしかに負荷がかかっているように感じます。
※違っていたらすみません。
スロースクワットのやり方
1:肩幅くらいに足を開いて背筋を伸ばす
2:膝がつま先より前にでないように、息を吸いながら5秒かけてゆっくりとかがんでいく
3:お尻の位置が膝より少し上にくるくらいまで曲げたら、息を吐きながら5秒間かけてゆっくりと膝を伸ばしていく
※辛い方は壁に手をついたりしながらでもよいそうです。
スロースクワットの参考書籍
スロースクワットですが、こちらの書籍の内容を参考にさせていただきました。
非常にわかりやすい本ですのでオススメです!
私のブログを読んでわかりづらかった方はコレを読んでください。m(_ _)m
|
実際にやってみた!
前回掲載させていただきました「サバ缶キャベツのポンマヨ」のレシピをご紹介させていただいた時に血糖値を計測してみたのですが、それと全く同じメニューで血糖値を比べてみました。
※血糖値の測定に関して、あくまで個人の記録です。
素人が計測しているものですし、誰にでも当てはまる内容ではありませんのでご了承ください。
前回と同じメニューで、、
食後のデザート・冷凍ブルーベリーもいただきます!(=´∀`)
食前の血糖値
食前の血糖値は143でした。
食前なのに高いですね。。
ま…まぁ気にせず行きましょう!
では、前回と全く同じメニューで、量も同じにしました。
食べ終わってすぐにかかと落とし運動50回とスロースクワット5回を1セット行いました。
その後は前回同様、特に運動はせず、ほとんど座って過ごしました。
食後1時間後の血糖値
食後1時間後の血糖値は161!
161!上昇は18です。
食後2時間後の血糖値
食後2時間後の血糖値は171!
171!上昇は28です。
運動をしなかった時は食後1時間後の方が高かったのに対して、運動した今回は食後2時間後の方が血糖値が高くなりました。
これは血糖値の上昇がゆるやかになったと言えるのではないでしょうか。
また最大の上昇も前回は40だったのに対し、今回は28ですから血糖値の上昇の抑制に効いていると言えます。
食後2時間半後の血糖値
念のため2時間半後の血糖値は159!
159!上昇は16でした。
やってみて
かかと落とし運動とスロースクワットは一緒にやっても5分もかかりませんでした。
スクワットは以前から習慣的に取り入れていたので、スロースクワットも個人的にはすんなり取り入れることができそうです。
血糖値を測ってみて自分には効果があったのではないかと考えられます。
また私の記憶では糖尿病に関する本やテレビでは以前から、血糖値の上昇を抑制するには食後1時間後の運動が最適と言われていたかと思います。
でもこれって中々現実的ではないですよね。
食後1時間後にウォーキングを30分以上やるのが効果的と言われた時には、気が遠くなりました。。
食べてから1時間後に運動、ましてやウォーキングを30分以上というのを守ろうとすると仕事の日はもちろんできませんし、休日でもホントに何の予定のない日しかできませんでした。
最近では食後すぐに運動する方が効果が高いという説もあるようです。
今回の自分の血糖値測定の結果を見て食後すぐでもよいのかもしれないと思いました。
さらに食後すぐにかかと落とし運動とスクワットという簡単な運動は習慣にしやすいですし、二つ組み合わせても5分もかからないので仕事前の朝食後や仕事のお昼休憩中もトイレでサッとできます。
かかと落とし運動は椅子に座りながらでも効果があるらしいので、職場のデスクや外食先でもさりげなくできますね。
今までの食後1時間後に運動をやりましょう、というものに比べればかなり生活に組み込みやすいです。
どちらかだけでもよいのでしょうけど、せっかくなんで私は2つやることの習慣化を目指してみようかと思っています。
今回の結果を励みに今後も続けてみようかと思います。
少しでも参考にしていただけたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。